梔子と金木犀

雑記。基本的に思ったことを夜中に吐き出してます。時にはただのメモ。

白紙の手帳

気づいたら10月もあと10日ほどで終わってしまう。この調子だと気づいたら年が明けていた、なんてことになるのだろう。

この時期になると次の年の手帳が沢山並べられるようになってうきうきする。と共にどれにしようか悩む人は私以外にも多くいるのではないだろうか。

 

小学生の時、初めて自分の手帳を持った。何かの景品か誰かにもらったもので、黄色い熊のキャラクターが描かれたプラスチックの表紙のリング式のやつだった。私は空いている時間があれば読書か睡眠にあてていた子どもだったので予定にほとんど書くことがなかった。親しい友人も2,3人しかいなかったので連絡先を書くための欄もスカスカに空いていた。憧れていた手帳を手に入れたというのに、白紙のページが続くのを眺めると虚しかった。
 
次は高校生の時。キャラクターの可愛いスケジュール帳を買った。レフト式のウィークリーで、相変わらず部活と模試や試験以外の予定がないのでその日の睡眠時間や食べたもの、読んだ本、コメントやエピソードなどを気が向いた時だけ書いていた。そして一つ分かったことがあった。レフト式、使いづれぇーーーー!!!横に文を伸ばしていくより縦に文字を並べたい私にとっては書きづらいし読みづらい。向いていなかった。
 
大学生になると休講日、試験日、バイト、旅行などスケジュール管理が必要になった。ありとあらゆる紙媒体を愛する私はスマートフォンを利用するようになってからも毎年手帳を買った。大学1年目は紺地に金色の線で花が描かれたカバーのマンスリーを買った。シンプルで一目で予定がわかるが、プラスαで書き込みたい時枠が足りなかった。
2年目は、レフト式が苦手だという話をした時に友人が勧めてくれたアーティミスの月の表紙の週間ブロックタイプ。

アーティミス 手帳 2017 4月始まり ウィークリー B6 クリアプラネットツキ 月 17SDB6-CP


レフト式よりは書きやすかった。しかし後々知りたい情報を探すのが大変だった。視線が動く動く。あと枠がしっかり決められてしまっているので「この一週間でこれをやるぞ」という予定を書き込むとしっくりこなかった。やっぱりフリーのメモスペースがほしい。

3年目は時間軸を組み込めば楽なのでは?と思い、メモスペースの大きいバーチカルを探したところ、ラコニックのバーチカルを発見。

ラコニック 手帳 2018 9月始まり バーチカル レフト B6 ビニールポケット ベージュ LIS39-180

 

メモスペースやっぱりいいよね。バーチカルも視線が横に動くだけだから楽だった。難点はバーチカルの横幅が狭すぎるのと、私の予定は時間にきっかり決まってない、もしくは時間を書くほどのものではないということが多かったところだ。枠の横幅が狭いのでわざわざその時間のところに書こうと思えなかった。これの一番良かった点は展覧会のチラシを表紙にできて楽しかったことかな。

メモも取れて軸がある、あるいは作れるもっと自由な手帳はないのか!と探しに探して見つけました4年目。ラ・アプスのウィークリーフリーフォーマット。

C6って変なサイズ、と思いつつ購入。つ、使いやすい...!シンプルかつフリースペースが大きい。さらに方眼紙なので表や図にしたり書き方も工夫できる。縦にも横にも書ける。一週間見開きなのでその週にやらねばならないことをまとめて書くこともできる。C6というサイズも十分なスペースはあるしコンパクトで邪魔にもならない大きさだった。

私はこれを待っていたのよ。

 
 
 

今年もこれを買おうと思っていたのだけどやめました。何故かって?

↓今年(2017年)の

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↓来年(2018年)の

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おわかりいただけただろうか?

なんで上にちっちゃいマンスリー付けちゃうかなーーーーーーーーー???!

これが気に入らなくて違うのを探そうと思ったのですはい。

そして今日届きました、ユナイテッドビーズバーチカルフリーフィールド。

 

 ユナイテッドビーズ 手帳 2018年 ウィークリー フリーフィールド B6 ブルー T181-BFL-04

 

 

これは青いけど、私は緑色を購入した。新しい紙の良い匂いがする。ラ・アプスのと比べると方眼の大きさと手帳そのもののサイズが大きくなったことくらいかな。

 

手帳はその時の自分に合ったものを使うのがベストだと思います。環境や時間の使い方が変われば使いやすい手帳も変わることがあるはず。私も来年は違うフォーマットのものに変えているかもしれない。それでいいのです。ただ、フリーフィールドフォーマットは知らない人もまだいる(私の敬愛する先輩もご存知でなかったのでおすすめしておきました。)と思うので選択肢の一つに是非入れてみてほしいと思います。

 

...では、寝ましょう。